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ダルビッシュが日本人初のメジャー通算2000奪三振「おめでとうと言ってもらえてすごくうれしい」

東スポWEB 2024年9月23日 9時8分

パドレスのダルビッシュ有投手(38)が22日(日本時間23日)、ホーム(ペトコパーク)でのホワイトソックス戦に先発し、6回1/3を投げて3安打9奪三振2失点と好投。勝敗はつかなかったもののチームは4―2で逆転勝利を収めた。

ダルビッシュは初回と2回を三者凡退に抑える上々の立ち上がり。だが3回一死からリーに左翼へのソロ本塁打を許して先制点を献上した。それでもこの回二死一塁からロベルトを外角スライダーで見逃し三振。この日、6個目の三振で日本人投手としては初となるメジャー通算2000奪三振を記録した。

ダルビッシュは1―1の6回一死からバルガスに勝ち越しのソロ本塁打を左翼席へ運ばれ1―2。7回、先頭のボーンを三邪飛に打ち取ったところでマウンドを2番手・モレホンに譲った。

前回登板(17日・アストロズ戦)で6回無失点と好投し、日米通算202勝目をゲット。この日、勝てば黒田博樹に並ぶ史上最多の日米通算203勝目となるはずだったが、快挙達成は次回登板に持ち越された。

パドレスはこれで4連勝。24日(日本時間25日)から敵地で西地区首位のドジャースとの直接対決3連戦に臨む。

ダルビッシュのコメント「チームもすごく盛り上がっているのでいい形で遠征にいけるのでよかったと思います。2回ちょっとミスしてしまったんですけど結果的に長いイニングを投げられたのでよかった。(メジャー90人目の2000奪三振については)たくさんの方にクラブハウスでもベンチでもおめでとうと言ってもらえてすごくうれしいです。キャリアの最初の方は三振をすごく取っていて〝三振ばかり考えすぎだ〟と言われていて気にしていたんですけど今は三振の方が評価されているので複雑な気分ですけど1番確実にアウトを取れる方法なのですごく大事だと今は思っています。(体の状態は)だいぶいいと思います。コントロールもいいですし、もうちょっとパワーが出てきたらいいですけど。チームの雰囲気は最高ですし僕はLAでは投げませんけど、ちゃんと応援して勝ち越せるように頑張りたい」

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