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大の里 故郷の石川県が豪雨被害 自力優勝で「元気づけたい気持ちがあった」

東スポWEB 2024年9月23日 14時26分

大相撲秋場所(22日千秋楽、東京・両国国技館)で自身2度目の優勝を果たした関脇大の里(24=二所ノ関)が、豪雨被害が発生している故郷・石川への思いを語った。

大の里は23日、茨城・阿見町の部屋で会見に出席した。21日の14日目に大関豊昇龍(立浪)を破って優勝。その日、地元では記録的な大雨に見舞われていた。「土曜日(21日)に石川県が被災して、絶対にその日優勝を決めたいと思っていた。自力で優勝を決められるチャンスだったので。僕の話題で(石川を)元気づけたい気持ちがあった」と当日の心境を明かした。

25日に開かれる番付編成会議と臨時理事会を経て、正式に「大関・大の里」が誕生する。10月6日には金沢市で秋巡業が開催されるため、「お世話になっている方も含めて、たくさんの方が金沢巡業に来てくれると思う。(自分の)晴れ姿を見てもらえれば」と故郷への凱旋に心を弾ませた。

また、伝達式での口上については「まだ何も考えていない。これから考えたい」と白紙を強調。大関昇進後も、地元を中心に注目を集めそうだ。

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