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立憲・野田佳彦元首相「親ガチャ」批判後に「国ガチャ当たった」発言でネットざわつく

東スポWEB 2024年9月23日 16時13分

立憲民主党の代表選が23日、行われ、決選投票で野田佳彦元首相が枝野幸男前代表を破って、新代表に選出されたが、最終演説でネット上をざわつかせる発言があった。

決選投票での最終演説で野田氏は「3~4年前に『親ガチャに外れた』という言葉が流行した。子どもは親を選べない、その不運を嘆いた言葉です。極めて乾いた響きで、私は悲しくて切ない言葉と受け止めた。この国は教育の機会均等を目指してきた」と切り出した。

旧民主党政権時代に教育無償化を導入し、今では他党も軒並み追随している現状を指摘したうえで、「誇りを持って、堂々と子どもの育ちや学びは社会が支える。『親ガチャ』などという言葉を死語にしようではありませんか」と訴え、場内は拍手喝さいとなった。

ただ、話はこれで終わらなかった。野田氏は「教育無償化のみならず、医療、介護、障がい者福祉などベーシックサービスはすべて国が供給していく体制をつくっていきたい。弱い人たちを助ける政治はもう終わり。弱い人が生まれない社会をつくること。みんながこの国に生まれて良かった。『国ガチャ』に当たったといわれる国をつくろうじゃないですか」と訴えたが、拍手はまばらとなった。

ネット上では「親ガチャを否定したんだからガチャという言葉を使うのはやめて」「外国に失礼とは思わないのか」などとプチ炎上。野田氏が新代表に選出されたが、今後の解散総選挙に尾を引きそうだとの指摘が相次いだ。

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