パリ五輪のバレーボール男子日本代表・西田有志(24=大阪ブルテオン)が〝切り替え〟の重要性を説いた。
金メダルが期待されたパリ五輪は準々決勝にイタリアに2―0から逆転負けを喫した。攻撃の要として活躍した西田も涙を飲んだが、現在は10月に開幕するSVリーグに向けて再始動。22日には大阪・枚方市内で行われた所属チームの会見に出席し「新しく僕たちもシーズンを戦い切る。それをしっかりと乗り越えていくことが次の五輪につながると思う。(パリ五輪の敗戦を)切り替える切り替えないというよりも、自分たちが結果出すことが、次の五輪で重要になってくると思う」と決意を述べた。
SVリーグは10月11日の大阪ブルテオン―サントリー(東京体育館)が初陣となる。パリ五輪で共闘した高橋藍(23)らが所属する強敵との対戦を前に「最初のスタートのシーズンなので、しっかりと自分たちの強みを生かしてやっていきたい。そこまでに調整していかないといけない部分もたくさんあると思う。本当にレベルの高いバレーになると思うので、勝ち切れるチームをあと少しの間でつくり上げていくことが自分たちの重要なポイントになる」と展望を語った。
4年後のロサンゼルス五輪へ、SVリーグのレベルアップがリベンジのカギを握りそうだ。