Infoseek 楽天

【大相撲】横審・山内委員長が大の里に〝ハイレベル要求〟「最後の1敗は残念」

東スポWEB 2024年9月23日 19時13分

横審の期待値も急上昇だ。日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会の定例会合が23日、都内で開かれた。秋場所は横綱照ノ富士(32=伊勢ヶ浜)が糖尿病や古傷のヒザの故障のため休場。関脇大の里(24=二所ノ関)が13勝2敗で2度目の優勝を達成し、大関昇進を確実にした。

山内昌之委員長(東大名誉教授)は照ノ富士の休場について「誠に残念」としながらも「(協会の説明では)今場所後の巡業(秋巡業)に参加する。そこで稽古を積み重ねて体調の回復を図りながら、来場所(九州場所)への展望を開きたいようだ。私たち(横審)としては見守っていく」と復帰への過程を静観する考えを示した。

また、山内委員長は日に正式に大関となる大の里にも言及。「(秋場所は)もろいところが影をひそめて、力強さを発揮した。期待は大きく膨らむ」と高評価。一方で「最後の千秋楽の1敗(阿炎戦)はちょっと残念だった。九州場所は〝惜しかった〟ということが起きないようにしてほしい。かなり高い形での星を挙げてほしい。優勝を目指すつもりで、横綱、2人の現大関(琴桜、豊昇龍)と対峙するような相撲を期待しています」とよりハイレベルな成績を求めた。

この記事の関連ニュース