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立憲・野田佳彦新代表 次期衆院選で自民党裏金議員に「ペナルティーを与えるのが使命だ」

東スポWEB 2024年9月23日 21時38分

立憲民主党の野田佳彦新代表は23日、都内で開かれた臨時党大会終了後に開いた会見で、自民党派閥パーティー券裏金事件などについて語った。

枝野幸男氏との決選投票の末に新代表に選出された野田氏は、衆院解散・総選挙が近いとの認識を示し「挙党体制で政権を取りに行こう」と訴え、選挙準備のスピードを加速させると考えを強調した。

24日に行われる予定の幹事長や新役員の新体制人事は「私にない刷新感をどうやって作っていくかは、1つの重要な観点です」と述べた。

自民党総裁選(27日投開票)の候補者らが裏金問題について論戦を避ける中、野田氏は「大物議員、安倍派、二階派幹部のところ(選挙区)で、きちんと有力な候補をあてていない選挙区があります。そこをまず埋めていく。可能な限り有権者に選択肢を与えて、自民党にペナルティーを与える環境を作るのが自分たちの使命です」と対決姿勢を鮮明にした。

日本維新の会、国民民主党、日本共産党など野党間の連携についても言及。野田氏は「自公過半数割れに追い込むためには、野党の議席を最大化するのが現実的な戦略だと思います」と表明。具体的な選挙協力の質問には「(今週中)各野党にあいさつ回りをして、それをスタートにそれぞれの野党と誠意ある対話をし続けたいです」と話すにとどめた。

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