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日本維新・馬場代表が立憲の野田佳彦新代表に「教育無償化の議論を深めていきたい」

東スポWEB 2024年9月23日 22時28分

日本維新の会・馬場伸幸代表は23日、立憲民主党の代表選で野田佳彦元首相が新代表として選出されたことにコメントを発表した。

野田氏は8月23日に維新が国会内で開いた〝政治改革〟をテーマとした勉強会に講師として出席し、「維新に接近した」と話題を集めていた。

まず馬場氏は「本日、野田佳彦氏が立憲民主党の新代表に選出されたことに対して、お祝い申し上げます。野党第1党を目指す我々としては野田新代表ともしっかり議論を重ね、互いに切磋琢磨するとともに、我が党政策の一丁目一番地である政治改革を始めとする諸改革を競い合い前に進めていきたいと考えます」と謝辞を述べた。

代表選では旧文通費の使途公開や政策活動費・企業団体献金の廃止などの主張が、4人の候補者から出ていた。

「こうしたルールが国会全体で制定される前から、立憲党内で自主的にルール順守していただくことを提案したいと思います。我々野党が政権担当能力を国民に示す1つの方策は、公約を実行する姿を示すことです。国民に約束したことは、将来的にルールとなったら守ると言うのではなく、今すぐに自主的に内規により遵守することで、有言実行を内外に示すことができますので、ぜひご検討いただきたいと思います」

野田氏は代表選期間中に次期衆院選で自公の過半数割れを目指し、選挙区での野党候補者の調整を行いたい意向の発言をしていた。

「自公の過半数割れという点は目標を共有しますが、まずは来る総選挙に互いに全力でぶつかっていきます」とした馬場氏は野田氏に「憲法論議はあってしかるべきという『論憲』という立場であると承知します。今後は立憲民主党からも積極的な憲法論議を期待致します」と期待した。

最後に馬場氏は「野田新代表は、教育無償化を一番大きなテーマと位置づけ、経済的理由で教育の選択肢が制約されず、誰もが平等に学ぶチャンスを享受する社会の実現を訴えておられました。我が党は前国会で2本の教育無償化関連法案を提出しましたが、今後はぜひ教育無償化の議論を深めていきたいと考えます」と締めている。

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