フィギュアスケートの東京選手権最終日(23日、千葉・三井不動産アイスパーク船橋)で、明大組が表彰台を独占だ。
この日行われた男子フリーでは、ショートプログラム(SP)首位発進で2024年四大陸選手権銀メダルの佐藤駿(エームサービス・明大)が4回転ルッツ、4回転フリップを着氷させて175・63点をマーク。合計276・50点で初優勝を果たし、演技後には「フリップのことを始まる前から意識していた。ここからフリーでもしっかりルッツとフリップをそろえられるようにしていきたい」と振り返った。
24年世界選手権代表の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)はジャンプなどのミスが目立った。151・04点にとどまり、合計240・61点で2位だった。「言えることはない。自分の実力のなさを感じて言い訳はできない」と悔しさを吐露。その上で「何かを変えないと本当に痛い目に遭う。どうにか(失敗の)理由を解明したい。本当に全てにおいて一生懸命やらないといけない」と危機感を口にした。
また、大島光翔(明大)が137・04点、合計211・69点で3位に入った。