ボートレース徳山の「徳山クラウン争奪戦開設71周年記念競走」が24日に開幕する。
原田篤志(44=山口)が手にした29号機は2連率29%と数字はもうひとつだが、近況は水準級の動きを見せている。特訓の感触も「出足関係とかレスポンスは悪くなかったです。伸びは大峯選手に少し行かれる感じがありました」と悲観するようなものではなかった。
8月宮島のレース中の事故の影響で1か月間の休養を余儀なくされ、今節が復帰初戦となる。「あの時は転覆した後に溺れてしまって…。その後の記憶がなくて気付いたら病院のベッドにいました」と壮絶な体験を振り返る。
ただ、気持ちはいたって前向きだ。「久々だけど、今節はいけそうな感じはしていますよ。またみんなに会えてうれしいです。まずはレース勘を戻したい」とニッコリ。
地元記念で活躍し、元気な姿をファンにアピールする。