パ・リーグを4年ぶりに制覇したソフトバンクの優勝会見が23日、大阪市内のホテルで行われた。
小久保監督は「今日だけは楽しもうと思ったんですけど、倉野投手コーチが部屋に来て、次のミーティング入ったんで、もう次のことばっかり。この後のビールかけだけは楽しもうかなと」と苦笑い。
チームを率いる上で意識したことについては「一番はどっしりしてること、バタバタしない。心の中でどんだけザワついても、それを表情や態度に出さないっていうことは貫いてやってきた」と語った。
監督就任時には「美しい野球」を掲げていたが「優勝するに値するチーム、ふさわしいチームであるかっていうことは自問自答してた。そこを貫けば美しさにもつながってくるかなっていう思いで」と話した。
選手会長の周東は「立場が変わった中での優勝なので、非常にうれしい」と喜びを口にし「選手だけじゃなくて、ファンの方々と一緒に取れた優勝だと思っている。今日しっかり楽しんで、次の戦いから気を引き締めて頑張っていきたい」。
早々と10月16日から始まるCSファイナルステージ(みずほペイペイ)に向け、新たな意欲ものぞかせていた。