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【卓球】伊藤美誠 まずは来年の世界選手権に照準 打倒・中国選手へ「私が勝てる部分もあるけど…」

東スポWEB 2024年9月24日 5時8分

卓球女子で世界ランキング9位の伊藤美誠(23=スターツ)が、当面の目標を設定した。

2021年東京五輪では混合ダブルス金メダルを含む3個のメダルを獲得するも、24年パリ五輪は代表入りを逃した。それでも「世界ランキング1位を目指して頑張りたい」と再出発。直近では9~15日に行われたWTTチャンピオンズマカオ(中国)は2回戦で韓国選手に0―3で敗れたものの「良い部分もあった」と悲観はしていない。

日本協会が来年に選考の方向性を発表する28年ロサンゼルス五輪は「まだ長い目では見ていない」と言及を避けたが、まずは25年世界選手権(カタール)に照準を合わせていく。「世界選手権のシングルスでまだメダルを取ったことがないので、そこに向けて頑張っている。世界選手権をまずは頑張りたい」と意気込んだ。

悲願の表彰台を見据えるにあたり、最大の壁は中国勢だ。「中国人選手は何もかも頂点に立っている。その中で私が勝てる部分もあるけど、ほとんど9対1とか8対2で中国人選手の方が上回っている。勝てる可能性があるところの部分で戦いたい気持ちはある。あとはできることをもっともっと増やしたい。それができるようになればなるほど(中国選手に)近づくかなと思う」と勝利へのイメージを膨らませた。

さらに「WTTのツアーがたくさんあるので、中国人選手に1回でも多く勝ちたい気持ちがすごくある。やっぱり勝ちグセをつけることが、今の自分にとって大事なことかな」。世界選手権のメダル獲得へ着々と準備を進めていく。

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