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【マリーゴールド】林下詩美〝ジュリアロス〟から復活 優勝&天麗皇希阻止へ「立ちはだかります」

東スポWEB 2024年9月24日 6時3分

女子プロレス「マリーゴールド」の林下詩美(26)に復調の兆しだ。

シングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」ドリームリーグでは2敗を喫し低空飛行が続いていたが、23日の後楽園大会では首位に立つLLPW―XのNØRIに勝利。勝ち点8で首位タイに浮上した。「最初は焦りを感じてました。それでもまだ決勝に行ける可能性は残ってる。諦めずに戦って必ず優勝します」

リーグ戦で不調だったのは、ともに団体を支えてきたジュリアが8月28日新木場大会を最後に離れ、米WWEに移籍したことも影響していたという。「ジュリアがいなくなって、これから引っ張っていくのは絶対私じゃなきゃダメだとは思うんです。でも(ビクトリア)弓月や(天麗)皇希とか後輩の活躍を見て、その大役が務まるだろうかという不安があったし、体の不調も重なって不安に押しつぶされそうでした」と振り返る。

そんな中、再起のきっかけになったのは16日の公式戦でMIRAIに敗れたことだ。「MIRAIに負けるなんて思ってなかったから、本当に悔しかった。そこでMIRAIにはエースを譲りたくないって改めて思ったし、やっぱり私がエースにならなきゃという気持ちが湧き上がりましたね」と明かす。

最終公式戦(28日、名古屋)では首位に並ぶ皇希と激突。直接対決に勝利すれば、同日の優勝決定戦進出が決まる。皇希を「デビューから期待されて、結果を出してきてる部分が私と似ていて、自分を見ているよう」という詩美は「私もデビューしてすぐに出場した(2018年の)5★STARの決勝で岩谷麻優に敗れて、大きな壁を感じた。だからこそ、どんどんステップアップできたので、私も皇希の大きな壁として立ちはだかります」と誓った。

優勝後に狙うのは、もちろんSareeeの持つワールド王座だ。「マリゴで結果を残してないので、何も言い返せないのが悔しい。ここで優勝してSareeeの正面に立ちたい」。逸材が今度こそ団体の頂点に立つ。

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