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ネットフリックス「極悪女王」唐田えりかが熱演!髪切られるシーンは鬼気迫るものが!

東スポWEB 2024年9月24日 14時3分

【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。真田広之さん主演の配信ドラマ「SHOGUN 将軍」が16日、米テレビ界で最高の栄誉であるエミー賞で史上最多の18冠に輝きましたね。これは本当にすごい快挙で、僕も本当に興奮しました。

近年はネット配信ドラマが本当に強い。豊富な資金力で次々と大作を生み出しています。今回は「SHOGUN 将軍」の偉業達成に関連し、こちらも大注目の配信ドラマ「極悪女王」を紹介します。

同作はネットフリックスにて19日から配信されています。放送作家を引退した鈴木おさむさんが企画・脚本・プロデュースを務めた一作で、1980年代に最強の悪役として女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本さん(ゆりやんレトリィバァ)の半生を描きます。

「全裸監督」や「サンクチュアリ―聖域―」「地面師たち」もそうなのですが、ここ最近のヒットドラマはダーティーなものが本当に多いですよね。人々にそれだけ求められているんだなと感じます。

ダンプさんという“極悪女王”にスポットを当てた今作の中で僕が注目したいのが、スーパースターの長与千種さんを演じた唐田えりかさんの好演です。長与さんはいわゆる「髪切りマッチ」でダンプさんの手で坊主にされてしまうんですが、この役にもう唐田さんが捨て身で挑んでいるんですよね。東出昌大さんとの騒動があって以降一番の大きな役柄で、そこにかける彼女の熱量みたいなものが本当にすごい。それだけに髪を切られてしまうシーンは鬼気迫るものがあって、ヒールをより極悪に引き立てています。目をそむけたくなるような迫力で、僕なんかはもうやめてくれって思っちゃいましたね。

日本の伝統的なエンターテインメントである時代劇「SHOGUN」が海を越えて世界の場で評価されたということは本当に素晴らしいことです。それを大前提としたうえであえて言いたいのが、次は日本の歴史・伝統以外の作品が世界で評価されてほしいということです。日本には侍・忍者以外にも魅力的な文化がたくさんあります。日本を熱狂の渦に巻き込んだ女子プロレスなんかもまさにそう。「SHOGUN」に続いて「極悪女王」が世界を沸かせることによって、日本の作品って面白いねと海外の人に真に気付いてもらいたい。そんな願いを込めて「極悪女王」を紹介しました。この機会にぜひご覧ください。

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