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維新・馬場代表 立憲・野田新代表らと会談「党内をまとめてくれれば協力関係も加速する」

東スポWEB 2024年9月24日 20時53分

日本維新の会・馬場伸幸代表は24日、国会内で立憲民主党の野田佳彦代表、小川淳也幹事長、重徳和彦政調会長らと会談した。

野田氏はこの日の午前中に両院議員総会で新執行部を正式にスタートさせて、野党各党にあいさつ回りを行った。

和やかなムードで始まった野田氏らと会談を終えた馬場氏は「民主党政権時代に閣僚として名を連ねていない人たちを(人事で)登用して刷新感を出そうという思いがあるのではないか」と振り返り「野田代表がきちんと党内をまとめてくれれば、協力関係も加速していきます」と語った。

自民党総裁選(27日投開票)で総理総裁が決まれば衆院解散・総選挙が行われる。次期衆院選について野田氏と候補者調整に関してやり取りがあったのか。これに馬場氏は「今日は選挙の話はまったくなかった。私個人の考えでは、選挙協力はやらないことになると思います」と述べるにとどめた。

同党の遠藤敬国対院長は来月1日に招集される臨時国会の冒頭に政策活動費の廃止、企業団体献金の禁止を盛り込んだ政治改革法案を野党各党で共同提出するため、立憲や国民民主党などに働きかける意向を示した。

遠藤氏は野田氏が次の衆院選挙で野党間の連携に意欲を示していることに「状況に応じて判断していくべきだ。野党の議席を増やせば与党が『ゆるゆる』にならず、国民の期待につながる。国民の期待値を上げることを全否定する必要はない」と語った。

野田氏は維新のあと日本共産党、国民民主党にあいさつ回りを終えると報道陣の取材に「党役員の骨格人事は、刷新感のある中堅を中心にお願いしようということで、このメンバーで構成した。今日は各党へのあいさつ回りなので、あまり踏み込んだ話はないが、これからも誠意ある対話を続けていきたいです」と述べた。

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