巨人OBで野球評論家の堀内恒夫氏(76)が24日、自身のオフィシャルブログに新規投稿。いよいよ現実味を帯びてきた4年ぶりのリーグ優勝に向け、異例ともいえる短い言葉で思いをつづった。
かつて監督も務めたチームは、首位に立ちながら23日まで2位の阪神と敵地・甲子園球場で一大決戦に臨んだ。22日の第1戦は菅野が1失点で完投しながら攻撃陣が猛虎投手陣を攻略できずに0―1で敗戦。1ゲーム差まで詰め寄られた2戦目も投手戦となり、7回に飛び出した代打・坂本の右前への適時打で挙げた〝虎の子〟の1点をG投手陣が守り切り、1―0で競り勝った。
両老舗球団が対戦するのはこの2連戦が今季最後。直接対決はもうないだけに、結果的にお互いが残り試合を減らし、対戦前の2差に戻ったことで巨人サイドにはVへの大きな追い風となった。
堀内氏は「つぶやき」とのタイトルでブログを投稿。普段は選手への温かい叱咤や激励をさまざまな目線で記すが、この日は一転して「4行」でまとめた。
「2敗したらわからないけど 1勝1敗ならいける。そう思っていた」「大丈夫だ」
ついに「優勝」の2文字を確信したということなのだろう。堀内氏も歓喜の瞬間を待ちわびている。