ボートレース徳山のGⅠ「徳山クラウン争奪戦開設71周年記念競走」は24日、開幕した。
機力の前評判の高かった好素性エンジン組の中でも、初日の動きが光ったのは71号機を駆る丸野一樹(33=滋賀)。初日2Rは差しハンドルをねじ込んで、1号艇の上野真之介に舳先をかけると、2M先取りして白星を奪取。6号艇で出走の11Rは2着を確保した。
「出足がいい。伸びも下がらないし、中堅以上はあります。その日のコンディションにしっかり合わせるだけ。レースに集中していく」と好仕上がり。滋賀支部の後輩・松山将吾も機力はいい部類だが「丸野さんと足併せすると少し劣勢です」と証言する。確かなパワーで、早くもV戦線を牽引しそうなムードが漂う。
その他では初日クラウンドリームを制した白井に峰竜太、松山らが好気配。エース格エンジン72号機を駆る笠原亮は、しっかり調整を合わせられるかがカギとなる。