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【オリックス】Tー岡田が引退あいさつで涙 最終打席は三振「僕らしんじゃないですか」と笑顔

東スポWEB 2024年9月25日 0時38分

京セラドームが感動に包まれた。オリックスは24日の西武戦の試合後、T―岡田外野手(36)と安達了一内野手(36)の引退セレモニーを行った。

T―岡田は「19年間、長いようで短く感じた時間でした。その時間は充実し、成長させてくれる最高の時間でした。2010年に本塁打王になり、2014年に最後に負けて優勝できなかったこと、3連覇、日本一、最高の思い出です。苦しい時もファンのみなさんの声援で進んでいくことができました。僕はみなさんに助けられた。まだ才能のある選手がたくさんいます。僕にくれた声援を彼らにお願いします。それに応えるために彼らは必死に頑張っていきます」とあいさつし、両親や家族に言葉を詰まらせながら感謝の言葉を並べた。

大型ビジョンでは履正社高の恩師の岡田龍生氏(現東洋大姫路監督)、登場曲のケツメイシ・大蔵、オリ党の岡田圭右、藤原丈一郎、さらに山本由伸(ドジャース)、吉田正尚(レッドソックス)のビデオメッセージが流され、岡田と藤原はグラウンドに現れて号泣しながら2人に花束を手渡した。最後は同じく引退する小田、比嘉とともに胴上げされて宙に舞った。

T―岡田は3打数1安打だった試合を振り返り「めちゃくちゃ幸せでした。あんなに応援してもらえる選手って…。僕は本当に幸せ者だなと、かみしめて打席に向かっていました。しっかり自分のスイングをしようと思った」。

9回二死での最終打席が三振に終わったことには「何とか回してくれたので最高の姿を見せたかったけど、まあ、三振で終わるっていう のも僕らしいんじゃないですかね」と笑顔だった。

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