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【バスケット】渡辺雄太の〝日本凱旋〟がチームにもたらす2つの効果

東スポWEB 2024年9月25日 5時8分

〝アカツキジャパン〟のスターがバスケットボール界を盛り上げる。Bリーグが24日、今季の開幕会見を都内で開催した。米プロバスケットボールNBAから凱旋した千葉Jの渡辺雄太(29)は、早くもチームに絶大な存在感を発揮。パリ五輪で大活躍したSR渋谷のジョシュ・ホーキンソン(29)らとともに日本代表勢への注目度が高まっている。

今季のBリーグの〝目玉〟はやはり渡辺だ。NBAで日本人最長となる6シーズンにわたってプレーし、今夏のパリ五輪でもエースとして獅子奮迅の活躍。今季から自身初となるBリーグでのプレーを決断した。

この日の会見には出席しなかったが、千葉Jの同僚で将来の代表エース候補と目される金近廉(21)が渡辺の〝すごさ〟を熱弁した。

「あれだけNBAで活躍して長くプレーしていることも関係なく、変わらず泥くさいいプレー、ディフェンスやリバウンドを誰よりも率先してやろうとしているところがすごい」とどんな場面でも汗をかく献身性に舌を巻く。その姿勢に周囲も触発され「逆に僕たちもやろうという気持ちになる」と早くもチーム内に意識改革をもたらしている。

さらに「あれだけ身長があって動ける選手というのは(相手は)対応しづらい。その中で、他の選手に対してマークがやりづらくなるので、雄太さんがいるだけで、チームとしてもオフェンス、ディフェンス限らずやりやすくなる」と戦術的にもチーム全体へのプラス効果は絶大だ。

もちろん、主役は渡辺だけではない。パリ五輪で世界に衝撃を与えたホーキンソンは「全世界のタレントたちとマッチアップできた。そこで培った経験をBリーグに戻ってしっかり還元したい。チームとしてプレーオフ進出は絶対に成し遂げたい」とヤル気満々だ。

五輪は無念の落選となったが、代表の〝盛り上げ隊長〟としておなじみの川真田紘也(26=長崎)は、代名詞の赤髪から金髪にイメチェン。「カステラの色ということで…」と本拠地にちなんでアピールして会場を盛り上げた。

Bリーグフィーバーが巻き起こるか楽しみだ。

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