気になる第２の人生は？ 空手・女子組手６１キロ超級で東京五輪代表の植草歩（３２）が２４日、都内で引退会見に出席した。２０１６年世界選手権優勝などの実績を持ち、２１年東京五輪で初めて正式種目に採用された空手の競技普及に貢献。「８歳から始めた空手を３２歳まで続けられて、本当に幸せに思う」と笑顔を見せた。
今月から母校の千葉・日体大柏高の監督に就任。ただし、本人は「今何かやりたいことを考えたら、もっとメディアに出たいと思っている。もしよかったらメディアで使ってください（笑い）」と報道陣に〝逆オファー〟。今後は指導者に限らず、活躍の場を広げていく考えだ。
過去には自身のユーチューブチャンネル「植草歩 Ｕｅｋｕｓａ Ａｙｕｍｉのうえちゃんねる」で、同じくチャンネルを持つプロレスリング・ノアの拳王（３９）とコラボ。その動画内で関節技の足４の字固め、コブラツイストの実践指導を受け、プロレス技を習得した植草は拳王からタップを奪っていた。
〝空手界のきゃりーぱみゅぱみゅ〟としてファンから愛された植草が、リング上での活動に裾野を広げれば大きな反響を呼びそうだ。会見後に直撃すると「（拳王からプロレス技を受けて）あれは痛かった…。今後はユーチューブを地道に更新していくし、プロレスラーとか格闘家の方ともコラボをしたい。今後は（女優などの）〝レスラー役〟として仕事を募集します！」と堂々と宣言。〝ジョシカク界〟屈指の人気者のセカンドキャリアに注目だ。