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大の里が口上で言った「唯一無二」に父が歓喜の涙「鳥肌が立って、目から汗が出てきました」

東スポWEB 2024年9月25日 13時53分

父も歓喜の涙だ。日本相撲協会は25日、関脇大の里(24=二所ノ関)の大関昇進を決定し、茨城・阿見町の部屋で伝達式が行われた。

注目された口上で「唯一無二」という四字熟語を用いた。石川県出身の大の里は、新潟・糸魚川市の能生中、海洋高に相撲留学。高校の恩師から「もともと父親が『唯一無二』になってくれと言っていたし、そのお父さんの思いを込めて(口上で)言ったらどうだ」とアドバイスを受けた。

伝達式は父・知幸さん(48)も見守り「親孝行な息子だし、家族思いに尽きる。常日頃からメディアの前で『(大の里は)唯一無二のお相撲さんになる』とコメントしてきたから、彼はずっと覚えてたんでしょう。ビックリしました。鳥肌が立って、目から汗が出てきました」と喜びを語った。

初土俵から所要9場所で大関昇進は昭和以降最速。このまま横綱昇進を達成すれば、師匠の二所ノ関親方(元稀勢の里)以来の日本人横綱誕生となる。知幸さんは「(息子との)今までのことが思い浮かんだけど、もう一回ある。目指すところはもう一個あるので、その時に全部のことを思い出したい。まだ相撲人生は始まったばかりなので、まだまだこれから」とさらなる飛躍に期待を寄せた。

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