タレントのラサール石井が25日、X(旧ツイッター)を更新。自民党総裁選に出馬している小泉進次郎元環境相の行動を批判した。
小泉氏は24日に麻生派の麻生太郎副総裁と面会し、総裁選での支援を求めたと報じられていた。この報道を引用したラサールは「『自民党を変える』『改革を圧倒的に加速できる』と謳っておきながら、古い自民党の権化のような麻生氏の派閥の力を頼む。言っている事とやっている事が違う。格好悪い」と指摘した。
小泉氏が支援を求めた相手は麻生氏だけではない。同じ24日には世耕弘成前参院幹事長とも面会したという。世耕氏は離党しているものの今も党内に影響力を持っている。また、20日には全国郵便局長会(全特)の幹部と面会。父親の純一郎元首相が郵政民営化を進めた遺恨のある相手だが、野田聖子元総務相とともに党員票獲得のため支援を要請していた。
ラサールの投稿には「これに関してはその通り」という賛同から「世襲のお坊ちゃんでここまでできるのは逆に見直しました」「勝つために仲間を集うのは当たり前」と、小泉氏に理解を示す書き込みまでさまざまな意見が集まっている。