ドジャース・大谷翔平（３０）の元通訳で銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告（３９）の量刑言い渡しが１０月２５日から１２月に延期される見込みとなった。
水原被告は大谷の口座から１７００万ドル（約２４億５０００万円）を不正に送金した罪と、所得のうちの４１０万ドル（約６億円）の未申告の罪に問われている。水原被告の弁護側が連邦地方裁判所に１２月２０日に延期を申し立てていた。
ギャンブル依存症のメディカル資料の提出が間に合わないことを理由としていたが、当初の１０月２５日はドジャースが進出を目指すワールドシリーズの開幕日だったこともあり、水原被告側が大谷に配慮したとみられる。
現地メディア「ＦＡＮＳＩＤＥＤ」は「大谷はポストシーズンの大きな混乱を回避した。大谷にとってありがたいことだ。水原の判決は今冬に延期された。ワールドシリーズ獲得の妨げになることはない」と〝歓迎〟している。