パリ五輪射撃混合エアピストルで特別な装備を身に着けずに銀メダルを獲得し、世界中で話題となった〝無課金おじさん〟ことユスフ・ディケチ(51=トルコ)に、インド映画界からオファーが舞い込んでいる。
ディケチは他選手のようにゴーグルなどをつけることなく、Tシャツ姿でポケットに手を突っ込んだ状態で出場。その独特ないでたちが注目を集め、世界中でマネをする人が続出した。
人気はまだまだ続いているようだ。トルコメディア「アンカラ・マサシ」は「彼のスタイルはスポーツ界だけでなく映画界でも注目を集めた。特にボリウッド(インド映画界)の有名なプロデューサーたちは、ディケチに映画への出演をオファーした。高額のギャラを提示されており、決断を見極めている。オファーを受諾すれば、ヨーロッパに続き、インドを通じてアジアにその名をとどろかせ、幅広いファン層を獲得することができるだろう」と、インド映画界から出演オファーを受けたと伝えた。
すでに、パリ五輪射撃女子10メートルエアピストルで銀メダルを獲得したキム・イェジ(韓国)は殺し屋役で俳優デビューすることが決定。射撃の人気選手2トップの快進撃が続きそうだ。