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【陸上】田中希実 日本記録更新への思い明かす「世界の流れに追いつく上では重要なこと」

東スポWEB 2024年9月25日 16時38分

陸上女子1500&5000メートルの日本記録保持者・田中希実(ニューバランス)が〝自己ベスト更新〟への思いを語った。

パリ五輪後も精力的にレースへ出場した田中は、14日(日本時間15日)のダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルの5000メートルで14分31秒88をマークして6位。自身の日本記録まで2秒70に迫ったものの、惜しくも届かなかった。

25日に都内で開催された活動報告会では「1500メートルはかなり(日本記録に)近いところにいっているので、どんどん更新していくことが世界の流れに追いつく上では重要。5000メートルは日本記録さえ超えたらアジア記録も見えてくるようなタイムにもなっている。アジア記録を更新することで世界記録を持っているような選手にも挑んでいくマインドがついてくると思う」と胸中を明かした。

真夏の祭典は「幸せだったという一言に尽きる。結果は関係なく、五輪という大舞台にチームとして向かっていたことに幸せを感じた」と振り返る一方で、結果を残すことの重要性も実感。4年後のロサンゼルス五輪へ「世界陸上や他の国際大会もあるし、今年度はやっとDLをたくさん転戦できた年になったので、今年に似たような年を1年1年積み上げていくような4年間にしたい」と力を込めた。

ファンには「期待していない方が驚きも大きいと思うので、期待せずにぼんやり見ていてもらえたら」と控えめにメッセージを寄せたが、視線は世界のトップに向いている。

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