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【WWE】ジュリアに新たな敵が出現 王者ロクサーヌとの会見中にステファニー・バッケル登場

東スポWEB 2024年9月25日 16時53分

WWEでNXT女子王座取りを狙う〝美しき狂気〟ジュリアに、早くも新たな敵が現れた。

8月25日のマリーゴールド新木場大会を最後に日本を離れ、9月からWWEの第3ブランド「NXT」に登場。10月1日(日本時間2日)NXTイリノイ州シカゴ大会で、いきなりNXT女子王者のロクサーヌ・ペレスに挑戦する。日本でWWEは「ABEMA」で放送されているが、米国内ではNXTがシカゴ大会から「CWネットワーク」で中継される。

「USAネットワーク」で最後のNXT中継となった24日(日本時間25日)の放送では、決戦へ向け王者ロクサーヌと挑戦者ジュリアによる記者会見が行われた。踏ん反りかえってリング上での会見に臨んだ王者に対して、ジュリアの通訳はなぜかまたフナキだ。

ジュリアは日本語でこう堂々と言ってのけた。

「ロクサーヌは〝神の子〟と言われるだけのものを見せてきた。けど、それは私がいなかったから。私はNXTを見てきたよ。彼女が20歳でここに来て、ブランドを背負ってタイトル取って(から)一度も負けていない。今回も必死で勝つためにやってくるでしょう。でも私は、NXT女子王者になるためにここにやって来たの。あのね、あのね、私はチャンスが転がってくるのを待つために〝美しき狂気〟をやっているわけじゃないんだよ。今までだって、自分でチャンスをつかんできたんだよ。私がNXTの新時代だってことをロクサーヌ、あなたに教えてあげる」

隣に座ったフナキが英語で通訳したが、画面には英語の字幕も…。フナキの役割にいささか疑問も残る中、ロクサーヌはもともとジュリアのファンで、ジュリアの日本での試合をほとんど全てを見て研究したと告白。その上では「彼女がWWEに来たのは私がいるから」となどと、ジュリアを見下した。

これにジュリアは「私があなたを倒したらどうなるか、考えたことはある?」と力強い英語でズバリ。さらに記者の質問に英語で答え、「日本での経験、そしてマリーゴールドの経験…」と日本語で話し始めたときだ。突如スペイン語の声が割って入った。会場のビジョンには、何と元メキシコCMLLのステファニー・バッケルが登場した。

元CMLL世界女子王者は「私の質問は…あなたたちのNXT女子王座戦の反対側で待っているわ。どうするつもり?」と、NXT女子王座戦線への参入を表明。ジュリア対ロクサーヌの勝者に挑戦を要求したのだ。

メキシコCMLLの女子エースだったステファニーは新日本プロレス、スターダムでも活躍。今年3月のスターダム後楽園大会では、ジュリアから新日本のSTRONG女子王座を奪った世界屈指の実力者だ。7月の新日本・サンノゼ大会をキャンセルしてWWEに移籍していた。ジュリアにはロクサーヌとの決戦を前に、早々と次なる強敵が出現。NXT女子王座戦線が一気にヒートアップしてきた。

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