巨人の浅野翔吾外野手(19)が25日のDeNA戦(横浜)に「2番・右翼」で先発出場。2回の守備で飛球を追いかけて転倒するアクシデントに見舞われた。
思わず顔をしかめた。0―0の2回に先頭・オースティンが右翼方向へ特大飛球を放つと、浅野は打球を追いかけてダッシュ。なんとか落下地点に間に合ったか…に思えたが、ここで浅野はスリップして転倒。白球が転々とする間にオースティンは三塁にまで到達した。
強い雨風の中でのプレーだったこともあり、水気のある芝生に足を滑らせたか。浅野は苦悶の表情を浮かべながら悔しがると、ベンチから見守っていた阿部監督らもぼうぜんとした表情で右翼を見つめていた。
なお記録は安打で失策はつかず。浅野はデビュー戦でも守備の際に転倒しておりこれが2回目と、ほろ苦い思い出がまたしても増えてしまった。
その後、2連続四球で無死満塁とピンチが拡大したが、先発・戸郷が無失点でしのぎきった。