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【F1】ペレス電撃引退浮上でリカルド「現役続行」→「レッドブル昇格」の大逆転プラン

東スポWEB 2024年9月25日 19時58分

F1レッドブルのセルジオ・ペレスに電撃引退の可能性が浮上し、後任候補としてダニエル・リカルドの引退方針を撤回する仰天プランが持ち上がっている。

リカルドは今季の不振に加えて、レッドブル・グループでリザーブを務めるリアム・ローソンをRBの正ドライバーとして起用する方針を固め、シンガポール・グランプリ(GP)が〝ラストラン〟だったとみられている。

今後はリカルドのF1引退が正式発表されるのは待つばかりとみられていたが、ここにきて事態は急展開を見せつつある。

英モータースポーツ専門メディア「プラネットF1」は「セルジオ・ペレスが今季2024年の終了後にF1から引退する可能性があるとの噂があるため、レッドブルはドライバープールにダニエル・リカルドを〝必要〟としている」と報じた。

ペレスは今季大不振に陥って、一時はシーズン中の更迭論も沸騰。結果的に今季は続投の方針が決まった。複数年契約を結んだため来季も安泰とみられたが、低迷は続いており、レッドブルの現状にも悲観的な要素が多いことから、ペレスのモチベーションも低下し、家族と過ごす時間を重視するため引退するとの観測が急浮上している。

そして同メディアは、専門家アラン・カルフ氏の見解をもとにしながら「メキシコ人ドライバーのペレスもリカルドに続き解雇が迫っているという強烈な臆測にさらされている。そしてそれを念頭に置いて、レッドブルはマックス・フェルスタッペンの隣の第2シートの選択肢としてリカルドを残す必要がある」と指摘。「ペレスがF1の運転をやめて、カーレースを始めたいと考えているという話もある。彼にとって物事が順調に進んでいるとは言い難い。もしかしたら彼は壊れてしまったのかもしれない」と引退の公算が高まっていると重ねて強調した。

ペレスが電撃引退すれば、リカルドが大逆転でレッドブルに昇格というウルトラCの可能性も出てくる。そうなればリカルドにとっても現役続行の大きなモチベーションになるため、今後の動向に注目が集まる。

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