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アストロズ・菊池雄星が地区優勝前に帰宅 イスパーダ監督「一緒にここで優勝を味わえたら良かったが…」

東スポWEB 2024年9月25日 20時33分

菊池が奇跡を起こした?! アストロズは24日(日本時間25日)、本拠地でのマリナーズ戦に4―3で競り勝ち、4年連続13度目の地区優勝を果たした。

ア・リーグ西地区優勝へのマジックナンバー「2」で迎えた一戦は2位・マリナーズとの直接対決で、勝てば優勝が決まる大一番だった。

8年連続となるポストシーズン進出を決めたアストロズだが、ベーカー監督が退任し、イスパーダ新監督が今季就任した開幕当初はいばらの道だった。故障者が続出するなど投打の歯車が全くかみ合わず、6月18日には首位・マリナーズに最大10ゲーム差もつけられていた。

それでも7月末のトレード期限直前にブルージェイズから菊池雄星投手(33)を獲得するなど積極的な補強策が功を奏し、シ烈な優勝争いをまくり切った。

その菊池は加入後、無傷の5勝をマークし、先発した登板9試合はすべてチームが勝利を挙げる〝不敗神話〟を継続中だ。チームに勢いをもたらした左腕にイスパーダ監督は「敵として我々アストロズに対していい投球をしていたので彼の実力は知っていた。アストロズに加入してからはタフな投手であることを証明してくれた。長い間、アストロズに所属しているような活躍を見せてくれた」と最敬礼だ。

ただ、菊池は先発する翌25日(同26日)のマリナーズ戦に備え、この日は試合途中に帰路につき、歓喜の瞬間には立ち会えなかった。指揮官は「一緒にここで優勝を味わえたら良かったが、今は家に帰って休んでいる。彼はとてもプロフェッショナル。キクチがプレーオフで何を見せてくれるのか待ちきれない」と期待感を口にした。

ネット上では「アストロズはあそこからまくったの? 菊池雄星は地区優勝に大きな貢献してる」「アストロズはさすがの強さ。ドジャースは投手が足りてないから相当厳しい戦いになりそう。菊池雄星の活躍に期待したい」などの声が出ている。

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