ボートレース大村の「創刊70周年記念中日スポーツ賞」は25日、準優勝戦が行われた。
西岡顕心(23=香川)は準優10Rは3コースから果敢に仕掛けてトップ争いに参戦。2Mは永田啓二を先に回して差す逆転劇で白星をゲットした。当地初参戦で優出切符を手に入れ「良かったです。ホッとしました」と表情も緩んだ。
F休みの1か月で練習してきた3コースまくりを本番で繰り出した。「いきなりやっていきなりできた。まさか、あんなにイメージ通りできるとはビックリです」。〝新技〟を繰り出せたのは舟足の裏付けがあってこそ。「伸びもターン回りも乗り心地も全部抜群。節一級。エンジンさまさまです」と最上級の手応えをつかんでいる。
V戦は準優と同じ3枠。「まくりも差しもどっちもできるのでワンチャンあるかも。面白い足なので」。準優の再現となる豪快戦でも一味加えた変化技でも戦えるだけに優出に自信をのぞかせる。