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【ソフトバンク】CSの〝中継ぎ補強〟に43歳・和田毅の選択肢 首脳陣の「注文」は

東スポWEB 2024年9月26日 6時3分

ソフトバンクは25日の西武戦(みずほペイペイ)に2―0で零封勝ち。先発・スチュワートから始まり計5投手のリレーで9回二死まで無安打投球に抑え込んだ。

そんな中、6回に登板したのがプロ22年目の和田毅投手(43)だった。2番手としてマウンドに上がると、先頭打者に四球を与えたものの最速146キロの直球で後続を抑え無失点で切り抜けた。これが和田にとってプロ初ホールドとなった。

4年ぶりのリーグ制覇を果たしたホークス。残り試合はCSに向けて戦力を精査していく期間になるが、そこで生まれた選択肢が「リリーフ・和田毅」だ。先発としてキャリアを築いてきたベテラン左腕にとっては未知の役回りだが、柔軟に受け入れるつもりでいる。

「(救援陣が)苦しいっていうのは知ってはいたので。もしも自分にチャンスがあって、チームのためであればなんとかしたい」

首脳陣はこの日の19球をどう評価したのか。小久保監督の口から出てきたのは「注文」だった。

「(球速を測る)ガンよりも速くが特徴の投手なので、そこをもうちょっと求めたいのは求めたいですね」。さらに倉野投手コーチは「もっといい球が投げれると思ってますし、僕はまだ(100のうち)70、80ぐらいの力だったかなと思う。球速だけではなくて精度とかキレもですけど、もう一段階上がると思って、それを見たい」と状態を見極めている。

左腕の本当のパフォーマンスを知っているからこそ出る「注文」。和田がこれをクリアした時、ポストシーズンの確かな戦力となる。

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