ドジャースの大谷翔平投手(30)のベースボールカードが24日(日本時間25日)にオークションで33万6000ドル(約4862万円)で落札され、2021年に記録した自身の最高落札額31万2000ドル(約4514万円)を更新した。Fanatics Collect公式X(旧ツイッター)で伝えた。
競売にかけられたのは、大谷の「2018 Topps Chrome Sapphire Rookie Superfractor Autoカード(トップス・クローム・サファイア・ルーキー・スーパーファクター・オートカード)」だ。
米スポーツサイト「アスレチック」によれば、同カードは19年5月に4800ドル(約69万4500円)、21年10月に6万2730ドル(約907万円)で落札されている。オークションを手掛けた国際競売会社「サザビーズ」はカードが8万~12万ドル(約1157万~1736万円)で売れると見積もっていたが、大谷が「50―50」を達成したことで価格が跳ね上がったという。
大谷のカードでは、これまで21年12月にオークションで18年のBOWMAN(ボウマン)シリーズの直筆サイン入りカードの31万2000ドルが最高額だった。
また米スポーツ専門局ESPNのダン・ハジダッキー記者によれば、23年から24年3月までに競売にかけられた大谷のカードは27万177枚で、NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンの25万2803枚を超えアスリートトップ。大谷のベースボールカードは世界でも人気の高いコレクションの一つになっている。
投手復帰が見込まれる来季、投打でさらに歴史的な活躍をすれば、さらに高騰することになりそうだ。