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大谷翔平vsジャッジのWシリーズ待望論に冷や水「ヤンキースvsフィリーズの方が質が高い」

東スポWEB 2024年9月26日 13時43分

ポストシーズンが近づく中でドジャース・大谷翔平vsヤンキース・ジャッジのワールドシリーズ実現の期待が高まってきている。

MVP大本命のスターを擁する東西きっての人気球団の頂上決戦は過去、11度対戦してヤンキースの8勝3敗だが、1981年を最後に対戦はない。今年は大谷とジャッジの活躍で43年ぶりの夢対決を望む声が多くなってきている。

米メディア「ポストレジスター」は「MLBやテレビ局幹部が強打者2人の対戦にワクワクしているのは間違いない。国内2トップのメディア市場でプレーしている」と期待し、「スポーツキーダ」は「2人の対決は膨大な視聴者数を生み出す可能性がある」と伝えている。

しかし、「スポーツネット」キャスターでMLBアナリストのジェフ・ブレア氏はあえてそんな機運に水を差した。「視聴者数という点ではいい数字を生み出しても、質という点ではフィリーズとヤンキースのワールドシリーズの方がいい。ヤンキー・スタジアムでショウヘイを見るのは楽しいだろう。でも最高の野球になるとは思えない」と番組内で疑問を投げかけた。

ナ・リーグ東地区を制したフィリーズは、ハーパー、シュワバー、ターナーらの強打者を擁し、投手陣も16勝をマークしてサイ・ヤング賞を争うウィーラーら2桁勝利投手が4人。投打ともにレベルが高く「ハーパーvsジャッジ」のスター対決も十分に米国市場を魅了するというわけだ。ドジャースにとっても今季1勝5敗と分が悪い難敵。果たして日米が熱望する頂上決戦までたどり着けるか。

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