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大谷翔平もフリーズ、ロバーツ監督は激怒! 球審の〝不可解判定〟に「おかしいって!」

東スポWEB 2024年9月26日 15時3分

ナ・リーグ西地区の優勝を争う首位・ドジャースは25日(日本時間26日)、2位のパドレスと本拠地ロサンゼルスで3連戦の第2戦に臨み、4―3で競り勝った。

「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(30)は4回と6回に適時打を放ち、3打数2安打2打点の活躍。6回には今季56個目となる二盗も決め、イチロー氏が2001年にマークした日本選手最多記録にも並んだ。すでにポストシーズン進出は決まっており、地区優勝にもいよいよ王手。パドレスを3ゲーム差に突き放した重要な一戦で思わぬ形で注目を集めたのが球審の判定だった。

大谷が中前適時打を放った6回二死一、二塁では相手3番手・モレホンが1ストライクから投じた2球目のシンカーが高めに外れたかに思われたが、判定はストライク。MLB公式サイトでも外角高めのボールゾーンと表示されているが、当然球審のジャッジが覆るわけもなく2球で2ストライクと追い込まれた。

これにはファンの不満が爆発し、SNSなどは「パドレスからの刺客なん?」「ストライクゾーン気まぐれなんだけど」「ストライクゾーンとは?」「球審おかしいって!」「クソボールばっかストライクにしやがって」と批判が殺到した。

大谷自身も思わず〝フリーズ〟してしまったが、カウント2―2まで戻すと6球目のシンカーをきっちりと中前へはじき返し、チームに勝ち越し点をもたらした。これには「ストライクゾーン狂わさられてから打つのすごい」「高めのクソボールをストライク判定されたのによく打った」と大谷の対応力の高さに脱帽する声が多く上がった。

ただ、その後もドジャースベンチはフラストレーションをため込んでいたようだ。1点リードの7回一死一、二塁でスミスがカウント2―1から外角低めのシンカーを見逃すと判定はストライク。これにロバーツ監督はベンチで激高。眉間にシワを寄せ、グラウンドに向かって強い口調で大声を張り上げ、不満をあらわにした。スミスは続く5球目を打って遊ゴロ併殺。結果的にチームは勝利したが、1球が勝敗を左右しかねないシーズン大詰めの戦いだけにチームやファンの熱量はますます高まっている。

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