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大谷翔平50号ボールがカオス状態に…「僕は奪われた」と所有権主張の少年が訴訟=米報道

東スポWEB 2024年9月26日 16時58分

世紀の記念球がまさかの展開となっている。ドジャース・大谷翔平投手(30)が史上初となる「50―50(50本塁打、50盗塁)」を達成した50号のホームランボールを巡り、オークションへの出品を差し止める訴訟が起こされたと25日(日本時間26日)に米メディアが報じた。

メモリアルアーチが生まれたのは19日(同20日)のマーリンズ戦。敵地のローンデポ・パークの左中間席に消え、記念球を手にしたファンはドジャースから寄せられた30万ドル(約4300万円)の買い取りオファーを断り、SNSを通じてオークションを行うゴールディン社に連絡したことが伝えられている。

そして米東部時間の27日正午(同28日午前1時)から入札が始まり、10月16日(同17日)に締め切られることも決まった。競売開始時の価格も50万ドル(約7235万円)と設定されたという。ところが…。

欧米のスポーツの話題を手広く扱う「スポーツキーダ」は「18歳のファンが大谷翔平の歴史的50―50ホームランボールの所有権を主張。50万ドルからのオークション停止を目指す」とまさかの報道。それによれば、ドジャースから売却を求められたファンとは別の18歳のマックス・マトゥスさんは混乱の中でボールを強奪されたとし、ゲットした男性とゴールディン社に対して「フロリダ州デイド郡の第11司法巡回裁判所に訴訟を起こした」という。さらに「ボールの販売差し止め命令を求めている。彼は裁判所が彼を正当な所有者とみなすことを望んでいる」とも伝えた。

また米ニュースメディア「BroBible」では「18歳少年がHRボールを巡って訴訟。年上の男にボールを奪われたと主張」と報道。その中では〝真の所有者〟と訴えるマトゥスさんが「ボールはテーブルから跳ね返り、下に落ちたので僕はそれをつかんだ」「そうしたら、もう一人の男が僕の手を股の間に挟んでつかみ、僕の手からボールを奪ったんだ」と翌日、警察に語った内容も紹介している。

いったい、お宝ボールはどうなってしまうのか。

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