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斎藤元彦兵庫県知事 失職・出直し選挙出馬へ「改革を止めるわけにはいかない」

東スポWEB 2024年9月26日 20時33分

斎藤元彦兵庫県知事が26日、県庁で行った記者会見で、県議会を解散せずに失職し、出直し知事選に出馬することを表明した。

斎藤知事はパワハラ疑惑などを内部告発されたため、県議会は6月に調査特別委員会(百条委員会)を設置して調査。今月19日には「県政に長期にわたる深刻な停滞と混乱をもたらした政治的責任は免れない」とする不信任決議案を全会一致で可決した。

斎藤知事は29日までに議会の解散か、辞職・失職するかの選択を迫られていたが、この日の会見で「議会は解散せず、失職し、出直し選挙に挑む」と明言した。

依然パワハラ疑惑については否定しているものの、県政が混乱していることについては「結果的に私に大きな責任がある」と認めた。

一方、県立大学の無償化や財政健全化など、自身の実績を挙げ、「改革を止めるわけにはいかない」と断言。出直し選挙で信を問うという。

前回の知事選で日本維新の会から推薦されたが、出直し選挙では「正直、政党の支援を受けることは難しい。まず1人でやっていくことが大事」。

続けて「選挙は厳しいと思う。それでも私に対して頑張ってほしいと信じてる方、そういった声を無視するわけにはいかない」と意欲を示した。

また、県民に対して謝意を示しつつ、「しっかり職を続けていくことが知事としての責任の取り方。改革の内容をみなさんに見てほしい」と強調した。

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