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自民党総裁選 決選投票なら上位2人が5分間演説、2位が複数なら〝くじ引き〟

東スポWEB 2024年9月26日 21時8分

自民党総裁選選挙管理委員会(逢沢一郎委員長)は26日、総裁選(日投開票)の1回目の投票で過半数を取る候補者がいなくて、上位2人の決選投票になった場合、各5分間演説した上で投票することを決めた。

上位2人は各5分間ずつの演説を行う。順番は1回目の投票で下位だった候補者が最初に演説する。同委員会は1回目の投票で2位が複数いた場合は〝くじ引き〟とすることも確認された。

過去の総裁選では1回目の投票後、直ちに決選投票が行われた。逢沢委員長は党本部で会合を終えた後、報道陣の取材に対し、決選投票での演説実施について「決意や心境を虚心坦懐に語ってもらいます。新しい自民党をアピールしてもらいたい」と述べた。

総裁選は高市早苗氏、小林鷹之氏、林芳正氏、小泉進次郎氏、上川陽子氏、加藤勝信氏、河野太郎氏、石破茂氏、茂木敏充氏の過去最多9人が立候補し大混戦。決選投票が確実な情勢だとみられている。

すでに全国105万人の党員・党友による投票はこの日までに締め切られ、いよいよ27日に行われる国会議員票とあわせて開票されるという。

どの候補者に1票を投じるか、まだ態度を決めていない同党議員は「各陣営は投開票日の直前まで議員票の上積みに向けた最後の追い込みを行っています。複数の候補者や陣営幹部が、麻生派(志公会)の麻生太郎副総裁と面会し支援を求めたと聞いています。新しい総裁が『派閥政治で決まった』と言われないようにしたいですが…」と神妙な面持ちで語った。

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