西武は26日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に4-2と逆転勝ち。今季のこのカードを8勝17敗で終えた。
1点を追う土壇場9回二死満塁から代打・栗山巧外野手(41)のバットが火を噴いた。相手守護神・オスナの初球ストレートをとらえた打球はダイビングキャッチを試みた二塁手・牧原のグラブの先を抜けていく逆転の2点タイムリー。プロ23年目の〝仕事人〟が淡々と仕事をしてみせた。
さらに長谷川にもタイムリーが飛び出し西武は2点のリードで最終回をアブレイユにつないだ。
8月4日の楽天戦(ベルーナ)以来の先発となった3年目・菅井信也投手(21)は5回98球を投げ7安打1失点6奪三振。勝ち負けはつかなかったが今のレベルの中で精いっぱい試合を作った。
登板後、菅井は「初回、先頭打者に甘く入った変化球を打たれ、長打になってしまいましたが変に動揺せずに最少失点で終えようという意識でいることができました。3回はテンポ良く、ストライク先行で投げることができたのは良かったです。5回の先頭打者四球は今日の試合の中で一番の反省ポイントです」とプロ8試合目、先発として5試合目の投球を振り返っていた。