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【ストロングスタイル】村上和成が船木下しレジェンド王座V1 V2戦にはまさかの永田裕志指名「借りを返したい」

東スポWEB 2024年9月26日 21時58分

初代タイガーマスク率いる「ストロングスタイルプロレス」26日の後楽園大会で、レジェンド王者の村上和成(50)が、船木誠勝(55)を下し初防衛に成功した。

試合を控え、東京・江東区にある「成田山 東京別院 深川不動堂」で護摩祈願を行うなど気合十分で試合に臨んだ村上だが、序盤から船木の猛攻に耐える展開が続く。鋭い打撃に加えチキンウイングフェースロック、アキレス腱固め、三角絞めからの腕十字で攻め込まれた。しかし攻撃を受けながら鋭い眼光を絶やさなかった村上は、一瞬のスキを突いて左ストレートでアゴを打ち抜くことに成功。崩れ落ちた船木の手を取りヒザ立ちにさせると強烈な蹴りを胸板に叩き込んで息の根を断ち3カウントを奪った。

2006年に当時の所属団体で計画されながら、流れた因縁の対決を制した村上は「18年の思いを全部受け切った上で絶対勝つつもりでした。正直4回は心が折れかけた。最後にラッキーなパンチが当たって勝利が流れ込んできただけ。紙一重だったと思います」と薄氷を踏む戦いを制しての勝利だったと振り返る。その上で今後の防衛戦について「一つ、言えるのは次の防衛戦をしたいのは今日、突拍子もなく参戦したあの男だ」とニヤリ。さらに「ゼア」とばかりに敬礼ポーズを取ると「あいつがなんと言うか、会社がどうするのか分からないが、大阪でのタイトルマッチでの借りを返したいと思いましたね」と新日本プロレス2002年12月10日の大阪府立体育館大会でIWGP王座に挑戦するも敗れた〝ミスター〟こと永田裕志との対戦を希望した。

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