ボートレース尼崎の「日本モーターボート選手会代表杯争奪 男女Ｗ優勝戦」が２７日に開幕する。
２６日のエンジン抽選では小野生奈（３５＝福岡）が５１号機をゲット。特訓後は「本当に重たいし、起こしはこなさ過ぎてびっくり。チルトを０からマイナスに下げて余計重かったかも。スタート特訓は参考外」と首をかしげた。
前操者の竹井貴史は準優でフライング。Ｆ後に「スタート展示で鳴いたので早起こし気味に仕掛けたら放りっぱなしになった。足がいい分、間に合わなかった…」と振り返っていたように握り込みの改善が急務のエンジンだ。
ただ、その一方で小野は「走りだしてしまえば伸びはいい」と足自体には力強い手応えをつかんでいる。９月のとこなめヴィーナスシリーズで産休明け初となる３年ぶりＶを飾ると前節の宮島ＧⅢオールレディースでも優出（６着）。「リズムはいいので頑張ります」。もともとレディースチャンピオンＶ歴もある実力者。本来の調子を取り戻しつつあるだけにシリーズを引っ張る存在になりそうだ。