スペイン1部レアル・マドリードから3部アモレビエタにレンタル移籍したピピことMF中井卓大(20)が地元メディア「RELEVO」のインタビューでこれまでのキャリアを振り返った。
10歳だった2014年にRマドリードの下部組織に加入した中井はBチームに昇格するも出番は少なく、昨季に引き続き3部クラブにレンタル移籍した。下部組織時代から注目を集めていたことに「実を言うとニュースなどは読みません。日本ではいろいろなものが出てきてますが、フィールドで実証していきたい。プレッシャーを感じたことは一度もありません」という。
昨季に初めてレンタルでマハダオンダに移籍したことについて「移籍したくなかった」が、最終的には「代理人、クラブ、私はレンタル移籍することが最善と判断した。素晴らしいチームで多くのことを学びました。私を大きく成長させた経験です」。愛称の〝ピピ〟について「ナカイって呼ばれたいです。ピピは小さな男の子の名前でサッカー選手にはナカイの方がよく聞こえます。あまり関係ないけど、だからこそ」と要望した。
また「Rマドリードで成功できると信じているか」との質問には「契約は残っているし、一番良いのはマドリードで試合に出て、トップチームでデビューすること。世界最高のクラブ。そうなったときのために、仕事を続けるつもりです」と語っていた。