女優の佐々木希（３６）が都内で２７日、茅場町の東京証券取引所に降臨。ＡＩを活用した製品企画・開発会社「Ａｉロボティクス」の東証グロース市場への上場セレモニーに参加した。同社が展開する美容家電ブランド「Ｂｒｉｇｈｔｅ」のブランドアンバサダーという縁で大役を任された。
会場を見渡せる上階のテラス回廊では、女性を中心とした東証関係者約７０人が待ち構えた。そんななかエスカレーターで降りてきた佐々木は純白のロングドレス姿で、報道陣に「お願いします」とあいさつ。Ａｉロボティクス社の龍川誠社長ら社員２０人は全身黒の正装で、佐々木をより一層目立たせた。全員の胸には赤いバラ。
上場通知書の贈呈、フォトセッションと佐々木は終始笑顔で、龍川社長らと時おり言葉を交わしていた。社員やテラスの東証関係者らの中には、スマホを構え撮影する人もいた。
いよいよ上場記念の打鐘となり、佐々木と龍川社長は東証関係者から、鐘の打ち方や打つ場所などをレクチャー。２人で木槌を持ち、空振りでリハーサルした。佐々木の立ち位置をめぐりカメラマンから注文が入り、佐々木を中心に龍川社長が動き回るハメにもなったが、２人は笑顔で鐘を鳴らし、佐々木は大役を終えた。
事務所関係者によると、佐々木は東証初訪問で、もちろん初打鐘。有名人が東証でこうしたセレモニーを行うのは「年１回あるかないか」（東証関係者）だという。