27日に投開票された自民党総裁選で、立候補した小泉進次郎元環境相(43)の党員算定票が読み上げられる際、「61票」のところを「16票」と言い間違えられる場面があった。
緊張感の漂う自民党本部の投開票場。集計が終わり、逢沢一郎総裁選挙管理委員長がまず読み上げたのは議員票だった。同時にステージの電光掲示板には「高市早苗 72票」「小林鷹之 41票」と数字が表示されていく。
続いて党員算定票。
逢沢氏が「高市君19票、小林君19票、林君27票…」と次々と読み上げ、まさに進次郎氏の場面を迎えた時だった。
本来61票のところ、逢沢氏は「小泉君16票」とまさかの言い間違え。電光掲示板には61と表示されており、会場はどよめいた。
誤りに気付いた逢沢氏も「あ、失礼いたしました! 大変失礼いたしました。61票」と平謝り。
これにはXでも「16票のアナウンスは笑った」「吹き出したww」「座布団3枚」などの声が上がった。
なお、小泉氏は議員票は75票で立候補者9人の中でトップだったが、党員算定票61票と伸び悩んだ。合計136票の3位にとどまり、決選投票には進めなかった。