王室との確執が続くヘンリー王子について、王室専門家が「和解に時間がなくなっていることを彼は知っている」と主張した。ＧＢニュースが２７日、報じた。
ヘンリー王子はチャールズ国王が２月にがん発覚を発表した直後に一度だけ会ったのみで、兄で王位継承者であるウィリアム皇太子とはほとんど口をきいていないと報道されている。
王室評論家のモーリーン・キャラハン氏は、チャールズ国王が在位の間に、ヘンリー王子が王室との和解に動かなければ兄が国王になった際には、和解するのはさらに困難になるだろうと警告している。
同氏は「ヘンリー王子はチャールズ国王、英国にいるウィリアム皇太子の友人数人とまだ微妙なつながりを保っています。しかし、もはや時間がなくなっていることも分かっています。チャールズ国王はがんの治療中であり、高齢です。チャンスがあるうちにまず国王との信頼関係を取り戻さなければ、ウィリアム皇太子との再会のチャンスは決して訪れないでしょう」と語った。
同氏によると、ヘンリー王子は王室とのつながりを再構築し、正式な王室の実務メンバーにはなれないまでも、王室メンバーと同じように働くことを目指しているという。