元外務大臣の田中真紀子氏（８０）が２７日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。自民党の新総裁が石破茂氏に決定したことを受けコメントした。
同日に開票が行われた自民党の総裁選は、高市早苗氏と石破氏の決選投票の末、１回目の投票でトップだった高市氏を逆転し、２１５票を獲得した石破氏が勝利した。
石破新総裁の誕生を受け田中氏は決選投票の結果を分析。「選挙の顔もあるでしょうけど、対野党を考えた場合に高市先生だと極端に発言をなさりそう。心配なんじゃないでしょうか。石破先生だと上手にはぐらかすかもしれない。選挙の時にもいいですし、対外的にも受け入れられるかも。そこのところでバランスを取ったんだと思います」と持論を語った。
石破氏については「朗らかに率直にとても硬い印象がありますし、怖いんですよ、拝見するだけでも」と遠慮なく発言。その上で「国民に親しまれるように、ユーモアあって正直で一生懸命だというところを見せてくれれば、国民も信頼するし親しみ感じると思います」とアドバイスした。
しかし「石破さんは人事で苦労なさると思います」とも予想。「防衛族議員から推してもらってここまできているという経緯を私は知っています」と語った。