自民党総裁選の結果を受けて小泉進次郎元環境相の陣営が２７日、報告会を行った。小泉氏は国会議員票７５票、党員票６１票の計１３６票で決選投票に届かなかった。
陣営メンバーの前に立った小泉氏は「皆さんのおかげで議員票１位、党員票３位。胸を張って、堂々と皆さんのもとに戻ってきました」と結果を報告した。
総裁選の最中に小泉氏は、自身に子供ができたことで、次世代の日本に対する危機感を覚えたことが出馬の決め手だったと繰り返していた。「子供を持つと、自分のことがどうでもよくなる。今の私の気持ちは、総裁選を通じて皆さんのようなすばらしい仲間と出会えて、自分のことがどうでもよくなった」と、仲間ができた喜びを語った。
また「新しい総裁の下で私ほど早期に解散か分かりませんが、遠からずその時が来るのでしょう。それに向けて自分のことより皆さんの使ってくれた時間の何倍もお返しできるように頑張りたい」と、解散総選挙となれば支持を受けた議員の応援に駆け付けると約束した。
最後に総裁選中に小泉氏の担当となったＳＰを紹介し「この結果をもって（ＳＰの）２人はこれで警備解除です。想定した決着じゃないけど、『決着ボード』の前で皆さんと写真を撮ろう」と、ＳＰや支持議員らと記念撮影していた。