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立憲・野田佳彦代表〝同い年〟自民・石破茂新総裁との国会論戦に「腕が鳴る」

東スポWEB 2024年9月27日 19時33分

立憲民主党の野田佳彦代表は27日、国会内で自民党・石破茂新総裁の選出されたことを受け、報道陣の取材に応じた。

冒頭、野田氏は「まずは新総裁就任おめでとうございます。石破さんは私と同い年(1957年生まれ)。私も自分の代表選をラストチャンスのつもりでやりましたが、今回の石破さんも、ラストチャンスに賭ける執念みたいなものを感じました」と謝辞を述べた。

秋の臨時国会に向けては「論戦を逃げないタイプなので、がっぷり四つに組んで、どちらが押し切るかという論戦をやりたい。腕が鳴る」と意気込みを語った。

石破氏は総裁選の期間中に衆院解散・総選挙を行う前に予算委員会を開くことに前向きな姿勢だった。早期の衆院解散・総選挙に野田氏は「十分あり得ると考えて準備していかなければならないが、私たちは石川県能登地方の復旧・復興に向けた補正予算の成立を望んでいます。まずは石破さんがそれを飲むのか試したいし、石破さんなら党首討論も逃げないのではないか」とけん制した。

石破氏が自民党議員の多くいる〝世襲議員〟という点についても言及。「国会でも、政治資金の面で世襲を制限する法律は提出したいと思っています。ご本人(石破氏)の意見をうかがいしたい」とした。

過去最多の9人が立候補者した総裁選では、候補者たちが〝政治とカネ〟の問題について慎重な考えに終始していた。野田氏は「『裏金』問題の再調査については、総裁選挙に立候補していた候補者全員が後ろ向きになりました。そのことを石破さんに尋ねたい。旧統一教会との関係も再調査が必要で、しっかり国会でただしていきたい」と述べた。

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