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【阪神】森下翔太が窮地で同点タイムリー OB能見篤史氏はドン引き「普通…引っ張れないですよ」

東スポWEB 2024年9月27日 21時3分

阪神・森下翔太外野手が27日の広島戦(マツダ)の8回に同点に追いつく適時左前打をマーク。得点圏打率3割4分4厘(試合前時点)を誇る「おいしいところでしか打たない男」が、身上とする勝負強さをまたも発揮した。

1―2の僅差ビハインドで迎えた8回二死二塁。大逆転アレンパを狙う阪神としては、何が何でも点をとらなければならない場面だった。マウンド上には防御率1・20と圧倒的な成績を残す鯉のセットアッパー・ハーン。カウント2―2まで追い込まれながらも5球目の154キロ直球をバットを短く持って左方向へ弾き返すと、白球は三遊間を割り左前へ。二走・近本も快足を飛ばし、悠々と本塁を踏んだ。

この試合で解説を務めた阪神OBの能見篤史氏は「いや、まあでも追い込まれたら普通…引っ張れないですよ」と虎の背番号1の図太さに苦笑い。現役時代から冷静沈着なポーカーフェースで知られる同氏だが「追い込まれても、思い切りの良さが変わらないので、小細工するというよりも、自分のゾーンにきたら勝負できるというかシンプルなんですよね。シンプルだからこそ(相手バッテリーも)裏をかけない」と森下のメンタルの強さに〝ドン引き〟せざるを得なかった。

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