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【レスリング】メダル11個のパリ五輪報告会 富山英明会長「魔物ではなく勝利の女神がいた」

東スポWEB 2024年9月27日 21時23分

日本レスリング協会は27日、都内のホテルでパリ五輪報告会を開いた。協賛企業関係者のほか、橋本聖子参議院議員、パリ五輪で日本選手団副団長を務めた井上康生氏、元大関琴欧洲の鳴戸親方らスポーツ関係者約300人が参加。盛大な会となった。

今大会でレスリングは金メダル8個、銀メダル1個、銅メダル2個の計11個の成績を出した。富山英明会長は「最高の記録を達成した。金メダルは目標より2個も多い8個。五輪には魔物がいると言われているが、今回は勝利の女神がいた」とあいさつ。「4年後にはロサンゼルス五輪がすぐ来る。満足せず一丸となって勝負したい」と意気込んだ。

自民党の総裁選挙を終えて駆け付けた橋本氏は「金8個にメダル11個。4年後のロスがもっと大変になるんじゃないかと富山会長に同情します」と笑いを誘った。また井上氏は「会場で試合を見て、感動や勇気をもらった。ロスに向け大変になると思うが、築き上げた伝統はつながってくると思う。より一層の活躍を願っている」とエールを送った。

会では代表選手一人ひとりが感謝と今後の抱負を述べた。女子53キロ級で金メダルを獲得した藤波朱理(日体大)は「応援ありがとうございます。さらに強くなって、また頑張りたいと思います」と力を込めた。

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