巨人が27日の中日戦(東京ドーム)に3―1で勝利。4年ぶりVへついにマジックを「2」とした。
巨人先発・井上が5回9奪三振3安打無失点の好投。ケラー、船迫、バルドナード、さらには8回途中から守護神・大勢と投入する執念継投で1失点にしのいだ。
打線は竜先発・梅津から6回に岡本和の先制適時打と押し出し四球で2点を奪い、1点差に迫られた直後の8回に大城卓が犠飛で突き放した。
2位・阪神の結果次第で28日の広島戦(マツダ)で優勝が決まる。阿部慎之助監督(45)は先発・井上に「ちょっと序盤、コントロールに苦しんだんですけど、球数がちょっといっちゃったんで。けどね、試合を作ってくれたので100点です」と合格点を出した。
試合終了時点でマジック「2」には「もう他のチームは関係ないので。とにかく自分たちで勝っていくだけなので、他はどうでもいいです」と自力によるVへ強気の姿勢を見せた。