吉本新喜劇の座員・筒井亜由貴（３０）が２７日、大阪市内で行われた「第３２回吉本新喜劇ＧＭ月例会見」に出席し、新喜劇メンバーによるユニット「秘蔵っ子」を卒業すると発表した。
同グループは、間寛平ＧＭがプロデュースするダンス＆ボーカル＆コメディユニットだ。司会のすっちーに促され姿勢を正した筒井は「私、『秘蔵っ子』を今日をもって卒業させていただきます」と切り出した。
「まるごと秘蔵っ子 筒井亜由貴卒業ライブ」（３月２８日・イエスシアター）が、秘蔵っ子として最後の公演出演となる。「半年後です。今日辞めましたけど、３月までフワフワ浮いてる状態ですね」と笑った。
コロナ禍に勉強し、取得した「全国手話検定試験３級」が筒井に自信をつけたようだ。「僕、コロナ禍で（手話を）始めたので、２～３年くらいたちます。日常会話くらいなんですけど」。手話エンターテインメント発信団「ｏｉｏｉ」とともに「手話新喜劇」を開催している。
筒井は「３０歳になった時に、寛平師匠に『僕もう３０歳になったんで（秘蔵っ子を）辞めた方がいいですか』ってお伝えさせていただいた時は、寛平師匠が『続けてください』とあたたかい言葉をもらったんですけど、秘蔵っ子の中でいろんな経験をさせていただき、コロナ禍で手話を始めさせていただきまして、『手話新喜劇をやりたい』と３年前から会社の方に言わせていただいておりまして、ようやくできるようになったので、こちらの活動に専念させていただくために、卒業が決まりました」と明かした。
くしくも？前日２６日、斎藤元彦兵庫県知事が失職を選んだ。筒井は「斎藤知事さん、今度一緒にごはん行きましょう！」とお互いの〝門出〟にエールを送っていた。